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アラフィフ独身女性向けのお部屋を作りたい

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昔から「劇的〇フォーアフター」や日曜の朝にやっていた「おうち〇訪」が好きで良く見ていました。
女性なら、一度は夢見たことがあるであろう、理想のおうち。

きっといつか家族で過ごす理想の空間を作って、穏やかで幸せな老後を送るんだ~と信じていたあの頃の私。まさかおひとり様で老後生活に突入するかもしれない状況になるなんて、20代の頃は思ってもみず…。いくつかの出会いと別れを繰り返しながら、気づけば50手前の立派なおひとり様になりました。

しかしよく考えると、うちの家系は次女が生涯独り身というパターンが実に多い。類友でしょうか?私のおひとり様は血筋だったのかとなんとなく合点がいって、それでもそれなりに楽しく生きる準備をと動き始めた今日この頃です。

前置きが長くなりましたが。

十年程前、母がコツコツ貯めたお金で小さな団地の一室を所有したという話を打ち明けられました。

生涯一人になりそうな娘を心配してか、ゆくゆくはその場所を私に引き継ごうと思っているという話をしてくれ、そのままなんとなく記憶から消えかけていたのですが、ちょうど先日その部屋が空いたからと私に話が回って来ました。

古めの団地の一室ですが、自宅以外で自分の自由になる空間が出来るかもしれないと思ったらおうち探訪を見ていたあの頃の記憶が蘇り、血が騒いで止まらなくなりました。

4月の終わりに母と一緒に部屋を見に行き、状況を確認。
正直、お世辞にも綺麗とは言えない空間ではあったけど、これを好きなようにDIYして理想の空間にするなんて夢がある。

現状そこに住む気持ちはないため、住居としての活用でなく、あくまで将来的な何かに繋がる活動拠点としてその場所を利用したいと考えていました。

目次

希望用途①レンタルスタジオとしての活用

物件は古めの団地の一室。
商業地域からは少し距離のある静かな住宅地の中のため、商業的な活用は認められていないのではないかというのが、物件を管理してくれている不動産会社の見解。
不特定多数の人の出入りが見込まれるような用途の場合、管理組合は了承しないだろうとのことでした。

いきなり出鼻をくじかれました。うーん…。
自分が稼働できるのは週末のみになってしまうため、使わない曜日は写真撮影用のレンタルスタジオとして活用したいと思っていました。
私も時々都内のレンタルスタジオを借りて撮影をすることがあるので、自分が作るならばキッチンメインの撮影部屋に仕立てて、お料理撮影に特化したスタジオを作れたらと思っていたのに。

住居じゃなければ部屋としての機能はそこまで整っていなくても、居室ごとに撮影シチュエーションを分けたデザインを施して使うのに良いと思ったのですが、考えが甘かったようです。

分譲物件と言えども、管理組合によってきっちり管理がされている建物は、持ち主の自由に出来るとは限らないものなのですね。でもまぁ確かに逆の立場に立てば、静かな終の棲家として購入した物件のお隣で、誰かが急に商売でも始めて静かな生活を奪われたとしたら、それは大問題!裁判沙汰になりそうなので、そういう不幸が起きないように使用用途を規約で決めて、住民の生活を守っているわけですね。そう思えば仕方ないか…。うーん、残念!

希望用途②調理場や料理教室としての活用

不特定多数の人の出入りがNGであれば、人の出入りが極力少ない、調理場としての活用はどうなんだ?と考えました。女子なら一度は夢見たことがあるであろう、カフェ経営や手作りお菓子のお店。

自分の周りにはモノづくりを極める人が何人もいて、自分のブランドやお店を持ったらよいのにな~と歯がゆく思う瞬間がこれまでに何度もありました。

私自身もお菓子作りやお料理は好きですし、飲食関連の職場に勤めていることもあって、商品パッケージや販売時の裏表示、添加物や製造時の衛生問題など、普段から日常的に触れている世界でもあるため、何か出来ることはあるのではないかと思っていました。

2020年からのコロナ禍においても、勇気を出して一歩踏み出した人たちや自宅を改装してパン屋を開業したり、自販機を使って新しい販売場所を作ったニュースなど、商売を興すハードルが下がっている印象を受けていたこともありました。夢を叶える営業許可付きの調理スペースがあったら、この年齢ならではの体の悩みや無添加に特化した商品を作って、誰かに喜んでもらえる商売が出来るかもしれないと。心配や不安も大きいけれど、今このタイミングでなら動き出せそうな予感もありました。

後日改めて、先日相談した不動産会社の方に相談に行き、自分の考える希望用途について話してみました。

改修のための見積もりと、希望している利用用途について管理組合に相談して頂くことになったのですが、後日やはり難しいだろうとの連絡が。ただ小さな教室であれば、事前の届け出で開催できる可能性はあるだろうとのこともあり、一度詳しいところを直接私から管理組合に相談してみて欲しいとのことでした。

話の持って行き方によっては、条件付きで許可される可能性もあるけれど、現段階ではここもグレーゾーン。

やはり住居専用建物の活用方法は、住む以外にはないのだろうか。

希望用途③夢を叶えるDIYをしてみたい

実質、第一、第二の希望が却下され、正直かなり気持ちが萎えた部分はあるものの、残る選択肢としては、これまでテレビやYouTubeでさんざん視聴してきたDIY知識を実践してみる、夢を叶えるDIYチャレンジはどうだろう。

出来れば私のようなアラフィフおひとり様向けの、小分け過ぎない程よい間取りの、毎日のお料理が楽しくなるキッチンメインのお部屋作り。

住居としての活用、取り組みであるわけだから、これなら管理組合も文句ないでしょう。

家族が集うアットホームな空間というよりは、おひとり様の気持ちを満たす、終の棲家にふさわしいお部屋を作りたい。

小さなウォークインクローゼットとかも作ってみたりして、キッチン周りにも収納スペースを十分に確保する。壁には湿度を調整する白い漆喰を塗り、室内窓も取り付けてみたりして。

ここ半年で私の周りを取り巻く家族の問題も様々変化し、このチャレンジに取り組み始めるには色々と前途多難…。予算も限られているわけで、冷静に考えれば老後のために少しでも無駄な支出はなくすべきとも思う。でも…。ずっと悶々としながら動けずにきたこの数年、そろそろ動き出さなきゃ行動しなきゃの気持ちの方が勝って来てます。

後先考えすぎて不安になってその場に留まることはもう十分なんじゃなかろうか。ここまで来たら、この歩みがこの先の何にも繋がらなくてもいいじゃないか。せっかく巡ってきたこのチャンスを無駄にせず、考えすぎずに行動しなきゃ。今回踏み出さなかったら、きっと後悔するんじゃないかと自問自答をまだ繰り返してます。

今、そんな状況です。

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この記事を書いた人

アラフィフおひとりさまのさぼんです。
九星気学でいうと九紫火星、もともと一人が得意な星のもとに生まれ、気づけばあと数年で50代に突入します。
ここまで来たらおひとりさま人生に腹をくくり、楽しみながら生活するため備忘録を残すことにしました。日々増える健康問題や家族の問題、会社員としては定年の文字がぼんやり見え始める悩ましい年齢になり悩みも尽きないけれど、同じ境遇の方にもヒントになればと、おひとりさまの生活術などもお伝えできたらと思います。*不定期更新となりますが、よろしければどうぞお付き合いくださいませ。

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